
ちはら・じゅにあ●1974年3月30日京都生まれ。毎月トークライブ『チハラトーク』を開催中。DVD『6人の放送作家と1人の千原ジュニア』(RandC Ltd.)他、著書に『答え』『少年』(リトルモア)、『千原ジュニアの題と解』(太田出版)他、近著に『14歳』(講談社)などがある。
公式HPは、http://mycasty.jp/chihara/
人生のターニングポイント
樋口 カッコイイことするときって勇気いります?
ジュニア いりますね〜。僕がまだ若くて、ちょっと中高生にキャーキャー言われてたときにまんざらでもない感じでおったんは、やっぱり、おもんなかったからできたんでしょうね。
樋口 そんときの自分の面白さと、今とではやっぱり感覚的に違うものがあるんですか?
ジュニア 全然違いますね。今の方が冷静に見て、800倍面白いですね。
樋口 それは事故だったりの分岐点も関係してるんですか?
ジュニア それはあるかも分かんないですね。この日に変わった!っていう明確なのはないですけど、徐々にそうなっていったというか。
樋口 800倍面白くなかったときは几帳面だったんですか?
ジュニア 几帳面でしたね。
樋口 でもその引き出しの整理の仕方が今の方が全然面白いっていうことなんですかね?
ジュニア ん〜〜ちゃんと構えてこの角度からやったら、誰にも負けへんやろうっていうパンチを出せるっていう自信は当時もありましたけど、ちょっと体勢崩れてたりしたら、もうパンチ打たれへん、みたいな。
樋口 若いボクサーみたいな感じだ。今はもう逆サイドからも打てるっていう。
ジュニア はい。いろんなとこからパンチ出せるようになってきたかなっていう感じはありますね。
樋口 それは日々の訓練?
ジュニア そうですね。昨日より多分、今日の方が面白いし、今日より明日の方が面白いし……。
樋口 なるほど。僕も10年に1回のラッキーな年っていう時期があったんですよ。35歳の時に。なんの占いを診ても、「今年はすごいぞー」って書いてあったんですけど、そのときに何があったかっていうと、親の借金が発覚したんですよ。家も全部売るくらいの借金で、挙句の果てに僕の名義もあったんですよ。で、すごいマイナスになったんですけど、そこから自分が変われたんですよ。
ジュニア へえ〜。
樋口 一つ一つに、責任感が出てきたというか、それがなかったら、危ういなって思うんですけど。だから人が変わるときってそういうのがあんのかな、と思って。それがジュニアさんだったら、事故だったのかなと。
ジュニア 僕の場合、それが7年周期でありますからね。確かにそのたびに変わってきた感はありますね。





