laugh actually

実は世の中は笑いが溢れている。
それを探せる人とそうでない人がいるだけ。


VOLUME.01 GUEST 千原ジュニア その1

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千原ジュニア
ちはら・じゅにあ●1974年3月30日京都生まれ。毎月トークライブ『チハラトーク』を開催中。DVD『6人の放送作家と1人の千原ジュニア』(RandC Ltd.)他、著書に『答え』『少年』(リトルモア)、『千原ジュニアの題と解』(太田出版)他、近著に『14歳』(講談社)などがある。
公式HPは、http://mycasty.jp/chihara/

樋口 この対談のタイトルが「ラフアクチュアリー」って言うんですけど、『ラブ・アクチュアリー』っていうイギリスの映画で、「世の中に愛がいっぱい溢れてるよ」っていうお話があるんですよ。その映画のオープニングでロンドンの空港が映るんですけど、空港って毎日いろんな人が帰ってくるじゃないですか。そこへ迎えに来た人達が抱き合ったりするシーンをずっとドキュメンタリーっぽく回してるんですね。それを観て、普段見逃してるようなシーンにもこういう愛って、いっぱい溢れてるじゃん!と思って(笑)。で、それを「ラフ」に変えたって言う。
ジュニア 世の中には笑いがいっぱい溢れてるよ、と(笑)。
樋口 要はジュニアさんの好きな世界観とか、こういう笑いが好きだとか、ちょっと内めいた部分を聞きたいんですよ。
ジュニア 分かりました。なんでも聞いてみてください。
樋口 お願いします。さっそくですけど……ライブのネタを考えるときにジュニアさんの中で何か特別なルールとかってあるんですか?
ジュニア ルールはないですね。人はもちろん、自分が過去にやってない感じのものにするっていうのはありますけど、それぐらいですね〜。
樋口 これ面白いな!って思うことって、感覚的に決めるんですか?
ジュニア そうですね。
樋口 例えば、詩を朗読するツアー(※『詩 - 05 TOUR』2005年)をやられてたじゃないですか? あれは、どっかでやろう!って気持ちになったわけですよね?
ジュニア あのときは新幹線での移動中に突然バーンってなんかが降りてきた感じやったんですよ。詩を朗読するだけの舞台っていうものを思いついて、「あーできるな〜」みたいな。
樋口 コントメインの舞台の中で1〜2本の詩を読むのなら想像もできるけど、それをオール詩にしたわけですもんね。でも、それくらいできるなって感触があったわけですよね。
ジュニア いや、実際やってみるまで、めっちゃ怖かったですね〜(笑)。本当に詩を朗読するだけなんで、稽古とかも一切ないし、舞台に立ってみるまで何も見えへんっていう。
樋口 じゃあ、何を覚悟してやるんですか? イケる!っていう気がするっていうだけ?
ジュニア そうですね。確固たる確証はなかったですね。
樋口 実際やってみて、何か面白い法則はありましたか?
ジュニア これは3つあると思うんですけど、一つは映像を頭に浮かべさして浮かべさして、一行でドーンって落とすパターン。もう一つはフリがあって落とすもの。後は、なんかわからんけど面白いぞ!みたいな。
樋口 なるほど。お客さんの反応を見つつ、ツアーを回っていく中で変えたりとか?
ジュニア それはちょこちょこありましたね。

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